重要課題(マテリアリティ)
当社グループは、ステークホルダーとのダイアログを重ねながら、重要課題の策定を行い、2018年度からCSR活動と中期経営計画とを連動させ、重要課題をもとに活動を進めてきました。2023年度は、中期経営計画「SIC-Ⅱ」に活動期間を合わせた「SIC-ⅡでのKPI・目標(2021~2023年度)」に沿って取り組みを進めました。
重要課題1 お客様の期待を超える 価値を提供し、社会に貢献する
目指す姿
お客様の期待を超える独創的な製品・サービスを通じて、社会のイノベーションや課題解決に資する価値を提供している。これを通じて広くステークホルダーから信頼を得ると同時に、持続可能な社会づくりに貢献している。
実行項目
1. ライフ、コミュニケーション、サステナビリティの方向性での生活文化創造
2. 安全な製品・サービスの提供を通じたお客様の安心の実現
3. 圧倒的に高い品質の保証
4. 高いお客様満足度の達成
重要課題2 革新的技術を通じて環境と共生する
目指す姿
革新的な環境技術により、製品・サービスの両面で社会のリーディングカンパニーになっている。また、川上から川下に及ぶ事業全体での取り組みを通じて、社会と環境との調和や社会の持続可能性向上に大きく貢献している。
実行項目
5. 環境負荷を低減する革新的な技術・製品・サービスの開発と普及
6. 気候変動問題の解決や対応に向けた取り組み
7. 化学物質の適切な管理
8. 環境マネジメントの堅実な推進
重要課題3 サプライチェーンと共存共栄を図り、ステークホルダーの信頼に応える
目指す姿
対等な立場からサプライチェーンを尊重し、互いを刺激しあうことを通じて、共存共栄に向けた確固たる信頼関係が築かれている。また、こうした関係をベースとして、互いに協調しながらさらなる挑戦を続けている。
実行項目
9. 協働を通じたサプライチェーンとの共存共栄
10. あらゆるステークホルダーの人権尊重
重要課題4 社員を大切にし、幸せや働きがいを 追求する
目指す姿
それぞれの社員の人格や多様性が尊重され、社員が自ら働きがいや自己実現を追求する風土が確立している。また、風通しがよく家族的な職場環境が、国内外でイノベーションを創出するベースとなっている。
実行項目
11. 社員の満足につながる労働安全衛生の徹底と健康経営の推進
12. 組織の活性化に向けたダイバーシティ推進
13. グローバルな視野・能力を持つ人材の育成
重要課題5 信頼を支える堅実な企業基盤を築く
目指す姿
コンプライアンスやコミュニケーションなどの実践を通じて、ステークホルダーの信頼を支える堅実な企業基盤が確立している。また、この基盤が、歴史を継承しながら200周年まで会社が存続するための確かな礎となっている。
実行項目
14. コンプライアンスの徹底
15. 腐敗・汚職の撲滅
16. 確実なリスクマネジメント、災害対応の推進
17. 適時・適切かつ積極的な情報開示とステークホルダー・コミュニケーションの強化
18. 事業を通じた地域社会発展への貢献
19. 地域が抱える課題解決への貢献