水性・無溶剤パッケージソリューション

一般にパッケージに使用されるグラビアインキ、フレキソインキ、ドライラミネート接着剤には、有機溶剤が含まれています。「水」を主体とした水性インキ、有機溶剤を含まない無溶剤ラミネート接着剤をご使用いただくことで、パッケージのCO₂、VOCの削減に加え、印刷工程における作業環境の改善を実現します。
artienceグループは水性・無溶剤パッケージソリューションにより、CO₂、VOCの削減に貢献します。

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水性・無溶剤パッケージのメリット
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お客様でのご採用事例

株式会社ブルボン様

株式会社ブルボン様は「おいしい笑顔の真ん中に」「おいしさ、思いやり、いつもいっしょに。」のコーポレートメッセージのもと、SDGs（持続可能な開発目標）の達成ならびに、「健康増進総合支援企業」として継続的な発展と社会への貢献を目指していらっしゃいます。
その活動の一つとして、一般社団法人健康ビジネス協議会に参画、パッケージ印刷の水性化の普及に積極的に取り組まれています。

一般社団法人健康ビジネス協議会

一般社団法人健康ビジネス協議会は、新潟県の健康ビジネス連峰政策に呼応して新潟県健康ビジネス協議会として発足しました。以来、健康をキーワードに新たなビジネス創出に向け、行政・大学・関係機関との連携を図りながら活動していらっしゃいます。
食品パッケージについては、水性印刷商品認証制度を設け、環境に対する企業の社会的貢献活動の促進を図っています。

水性印刷商品認証マーク

水性印刷商品認証マークについて詳しく知る

水性インキで印刷されたパッケージには、協議会で登録審査を行うことにより、「水性印刷商品認証」マークを表示することができます。

健康ビジネス協議会で水性印刷に取り組まれているブランドオーナー様の一部をご紹介します。

富士特殊紙業株式会社様

当社は2020年に創業70年を迎えた総合パッケージメーカーです。
当社は企業の社会的責任の側面から古くから環境問題に取り組んでまいりました。

従来の「油性（有機溶剤型）グラビア印刷」の問題点を解決すべく、1996年に東洋インキとともに環境に優しく仕上がりも美しい「水性グラビア印刷」の開発をスタート、業界で最も早く水性グラビア印刷の実用化に成功しました。これにより、インキ中の有機溶剤の使用量を大幅に削減し、現場で働く作業員の負担を軽減しました。

「愛知環境賞」「地球環境大賞」をはじめ環境分野で高い表彰を受けております。
今後も水性グラビア印刷のハイソリッド化や浅版化によるさらなる環境負荷の低減、無溶剤接着剤の用途拡大などを通し、「地球にやさしいパッケージづくり」に取り組んでまいります。

水性・無溶剤パッケージのメリット

「水」を主体とした水性インキ、有機溶剤を含まない無溶剤ラミネート接着剤をご使用いただくことで、パッケージのCO₂、VOCの削減に加え、印刷工程における作業環境の改善を実現します。

CO₂ 排出量削減に貢献

水性インキは、油性グラビアインキと比較し、CO₂排出量削減に貢献します。
また、無溶剤接着剤は、溶剤を一切使用していないため、溶剤系接着剤と比較し、CO₂排出量削減に貢献します。
水性インキと無溶剤接着剤を併用することで、更にCO₂排出量を削減することが可能です。

VOC排出量の削減

水性インキは、油性グラビアインキと比較し水性グラビアインキで70%、水性フレキソインキで95％のVOC排出量を削減します。（※当社算出基準に基づく）一方、無溶剤接着剤はVOCを発生しません。
水性インキと組み合わせて使用することでさらなるVOCを削減。
また溶剤を使用しないことで、作業環境の改善や火災リスクの大幅減にも貢献します。