応用編#07 超基本色

ファッション、インテリア、プロダクト、景観など各分野の色彩のデータを捉えていくと、時代が変わっても分野を越えて長年使われている色があることがわかります。これを超基本色と呼んでいます。
日本の気候・風土に合った色であって、他の国とは異なった日本独特の色でもあります。日本の生活分化の中で、伝統的に使いこなされてきた色であり、大変身近で、また使いやすい色と言えます。そのため、売りやすい色でもあります。そのような視点で商品づくりや空間づくりの際に活用されるとよいでしょう。

この他、プロダクト分野、メンズ分野ではブルーも定着した色であるが、空間や日用品では使われている割合がやや低いので取り上げていません。
分野によって重要なカラーについて、それぞれデータを基に考えていく必要があるでしょう。

2019年05月29日

Text by 日本カラーデザイン研究所