植物系ワックス(カルナバワックス)
植物由来のワックスの中で最も多く使用されているカルナバワックス(別名:カルナウバロウ、Carnauba wax)を取り扱っています。
天然ワックスの中でも非常に硬く高融点なのが特徴で、光沢性、離型性、乳化性、分散性に優れています。熱転写インキやトナー、ポリッシュ、化粧品など、様々な用途に使われています。
当社では、日本に輸入される総量の約40%を取り扱っており、フレーク状のものとパウダー状のもののどちらも取り揃えております。
天然ワックスの中でも非常に硬く高融点なのが特徴で、光沢性、離型性、乳化性、分散性に優れています。熱転写インキやトナー、ポリッシュ、化粧品など、様々な用途に使われています。
当社では、日本に輸入される総量の約40%を取り扱っており、フレーク状のものとパウダー状のもののどちらも取り揃えております。
カルナバワックスってなに?
カルナバワックスは、ブラジル北部に自生するカルナバヤシの葉から抽出精製されたワックスのこと。 200年以上の歴史があると言われています。
若葉から採取された淡黄色のものを1号、古葉から採取された淡褐色のものを2号(または3号)とグレードが分類され、世界各国に輸出されています。
カルナバ椰子の木
カルナバワックス
カルナバワックスには以下のような特徴があります。
カルナバワックスの特徴
- 天然由来で、人にも環境にも優しい
- 非常に固く、光沢性に優れている
- 高融点で、シャープな融点をもっている
- 樹脂との相溶性に優れたエステルワックスで、エマルジョン化しやすい
成分:エステルが約80%、その他(遊離脂肪酸、 遊離アルコール、炭化水素など)が約20%
カルナバワックスの使用例
化粧品
カーワックス
熱転写インキ
フロアポリッシュ
半導体封止材
靴クリーム
食品のコーティング
離型剤
当社取り扱いカルナバワックス
商品名 | 融点(℃) | 酸価(mgKOH/g) | 形状 | 色相 |
---|---|---|---|---|
カルナバワックス 1号・2号・3号フレーク |
80-86 | 11以下 | フレーク状 | 1号:淡黄色 2号:淡黄色~淡褐色 3号:褐色 |
カルナバワックス 1・2号パウダー |
80-86 | 11以下 | 90μ相当の粒径粉末状 (80メッシュ90%パス) |
詳細な資料やサンプルをご用意させて頂きますので、ご質問・ご要望等ございましたらお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ
トーヨーケム株式会社 包装・工業材営業本部 アドレ営業部
TEL:03-3272-3497