汎用ラミネート用グラビアインキ LPバイオSXシリーズ

LPバイオSXシリーズの特長

環境・安全性に配慮した製品設計

本製品は植物由来原料を使用しており、一般社団法人日本有機資源協会のバイオマス認定基準「バイオマス度10％以上」を満たしています。（日本有機資源協会バイオマスマーク認定番号：160011）

• バイオマスマークについて：日本有機資源協会は、有機性資源の総合的な有効利用の促進を図り、持続可能な循環型社会の構築と環境保全の推進に寄与する事を目的としています。生物由来の資源（バイオマス）を利用して、品質および安全性が関連法規、基準、規格等に合っている商品をバイマスマーク認定商品とし、マークを発行しています。

適用フィルムおよび用途

〇：適用可能
〇*：ボイル用途にはFグレ－ド以上、レトルト用途にはZグレ－ド以上、ハイレトルト用途にはRグレ－ドの色相をご使用ください。
●*：含油食品のボイル処理を行うイソシアEL構成においては、2液でのご使用を推奨します。
〇1：LPバイオSXシリ－ズは、幅広いラミネ－ト構成において1液で使用可能ですが、イミンEL、ブタジエンELでご使用の場合、OPPフィルムのグレ－ドにより密着性が充分でない場合がありますので、強度を向上させたい場合は2液でご使用ください。
〇2：透明蒸着フィルムはグレ－ドにより密着性が充分でない場合がありますので、その場合は2液でご使用ください。
〇3：冷凍食品向け用途では水性AC剤（イミン、ブタジエン）を使用すると、結露による水分から密着性が充分でない場合がありますので、イソシア系AC剤を推奨します。

使用方法

希釈溶剤

• 白・色ベタ柄用溶剤：LN102溶剤、NKFS102溶剤、LG102溶剤プロセスカラ－用溶剤／LG103溶剤、LN203溶剤
• 遅口溶剤：LN203J溶剤（ハイライト柄推奨溶剤）

添加剤について

LPバイオ 硬化剤

LPバイオSXシリ－ズで充分な物性が得られない場合や接着性が劣る基材のラミネ－ト構成に使用される場合、また、特別な耐性を必要とするラミネ－ト構成（スタンディングパウチ、ス－プなどの重量袋や香辛料など特殊な内容物等)に使用する場合は、LPバイオ 硬化剤を3％添加しご使用下さい。

※他の硬化剤を用いる場合は状態不良が生じる可能性があります。弊社担当営業にご相談ください。

LP250 帯電防止剤

静電気障害が発生した場合、状況に応じて1～3％添加しご使用下さい。

NTブロッキング防止剤

両面処理フィルム、非印刷面がコ－トされたフィルム、表マットニスフィルム、金銀インキとの重ねで使用される場合は、必要に応じてインキに「NTブロッキング防止剤」を3％添加しご使用下さい。

ラインナップ　

以下のようなラインナップを取り揃えております。下記以外の色相については、弊社担当営業にご相談ください。