製品・ソリューション

耐熱粘着剤のご紹介

耐熱粘着剤が求められる自動車・スマホイメージ
ひとくくりに耐熱性と言っても、求められる機能は様々です。
今回は、2種類の耐熱粘着剤をご紹介いたします。

粘着剤に求められる耐熱性

高温環境下において求められる機能と当社製品

  • さらに強く密着する:感熱強粘タイプ BPS6545、BPS6458
  • あとでキレイに剥がれる:耐熱微粘タイプ BPS6514、BPS6558

想定用途

電子部品、自動車イメージ
・電子部材用
・自動車加飾フィルム用など

感熱強粘タイプ

温度上昇に伴って粘着力が高くなる、感熱強粘タイプの粘着剤です。
120℃で50Nを超えるBPS 6458と、耐熱保持力や対オレフィン粘着力が良好なBPS 6545をご紹介いたします。

BPS 6458 BPS 6545
常態粘着力 対SUS[N/25mm] 37.2 20.3
耐熱30分後粘着力 対SUS[N/25mm] 80℃ 41.9CF 26.4
100℃ 49.2CF 30.7
120℃ 53.7PT 33.1
耐熱30分後保持力 対SUS[ズレmm] 120℃ 0.3 0.1
対オレフィン粘着力[N/25mm] 対PE 1.5Z 7.1
対PP 4.8Z 14.5Z

耐熱微粘タイプ

高温環境下においても、粘着力が上がりにくい耐熱微粘タイプの粘着剤です。
BPS 6514の酸フリータイプがBPS 6558です。

製品名 BPS 6514 BPS 6558
Type 酸あり 酸なし
可塑剤 非含有 非含有
粘着力
[N/25mm]
対ガラス 初期 23℃-20min 0.33 0.08
耐熱 150℃-1hr 0.35 0.13
粘着力上昇率(%) 110 160
対PET 初期 23℃-20min 0.65 0.09
耐熱 150℃-1hr 0.33 0.21
粘着力上昇率(%) 50 240

※粘着力上昇率[%]= 耐熱試験後の被着体に対する粘着力÷初期の被着体に対する粘着力(×100)

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トーヨーケム株式会社 包装・工業材営業本部 営業1部

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