社長メッセージ
平素は格別のご支援を賜り、厚く御礼申しあげます。
2023年度における世界経済は、雇用・所得環境が改善するもとで、各種政策の効果もあって緩やかな回復がみられた一方、物価上昇や中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等、先行きは不透明な状況にあります。
このような環境のなか、当社グループは経営方針である「事業の収益力の強化」、「重点開発領域の創出と拡大」、「持続的成長に向けた経営資源の価値向上」の3つを掲げ、経営活動を行ってまいりました。この結果、2023年度の売上高は増収となり、営業利益および経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は、それぞれ増益となりました。
2023年度における世界経済は、雇用・所得環境が改善するもとで、各種政策の効果もあって緩やかな回復がみられた一方、物価上昇や中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等、先行きは不透明な状況にあります。
このような環境のなか、当社グループは経営方針である「事業の収益力の強化」、「重点開発領域の創出と拡大」、「持続的成長に向けた経営資源の価値向上」の3つを掲げ、経営活動を行ってまいりました。この結果、2023年度の売上高は増収となり、営業利益および経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は、それぞれ増益となりました。
当社グループは、2030年に向けて“GROWTH”を大きな旗印として、3つの基本方針のもと企業改革に取り組んでまいります。
2024年からの中期経営計画において、一つ目の方針「高収益既存事業群への変革」では、これまでの販売戦略、ビジネスモデル、提供価値を見つめなおし、高収益事業群への変革を実践してまいります。二つ目の方針「戦略的重点事業群の創出」においては、モビリティ・バッテリー関連事業と、ディスプレイ・先端エレクトロニクス関連事業の2つを重点領域とし、新たな収益基盤の確立に注力してまいります。三つ目の方針「経営基盤の変革」では環境負荷低減、人的資本の強化、技術・知財基盤の強化などに取り組んでまいります。
これら方針を掲げ、結果にこだわり着実に実践していくことで、新しい時代が必要とする提供価値をみなさまへお届けしてまいります。
今後とも末永くご支援、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
2024年3月
代表取締役社長 グループCEO