interview
仕事で得られること
S.M
トーヨーケム株式会社
包装・工業材営業本部 営業1課
2019年入社
言語文化学部 言語文化学科
interview
仕事で得られること
S.M
トーヨーケム株式会社
包装・工業材営業本部 営業1課
2019年入社
言語文化学部 言語文化学科
スキルチャート:入社当時
化学メーカーを志望していましたが、文系出身のため、知識はゼロからのスタートでした。ですが、「形のある仕事を成し遂げたい」という目標は、入社当時から変わっていません。
新規開発品をゼロから
海外に展開するという機会を
得られました
海外に向けた新規開発品の拡販活動に携わっています。リチウムイオン電池用途やヘルスケア向けに使用される樹脂製品を、中国や台湾、韓国、アメリカ、ブラジルなどの顧客に対して提案しています。国内と違って海外では当社はまだまだ認知度が低く、チャレンジする立場にある点が大きな特徴です。
営業として、海外の現地法人や国内の技術営業の取りまとめを行いながら、拡販活動を進めていきます。具体的には、まずは現地法人の当社駐在員と連携して提案する顧客を探し、製品を評価してもらうためアプローチをかけるといった流れです。ビジネス文化やスピード感の違う他国でゼロから立ち上げるという難しさがありますが、その分、やりがいのある仕事に挑戦できています。
国内営業を通じて
営業としての基本を身につけました
私は大学でスペイン語を専攻していましたが、ものづくりに興味があり、色というイメージがつきやすい材料を扱う当社への入社を決めました。また、事業分野や職種も幅広く、いろいろな経験が積めると思ったことも入社の理由です。
入社4年目までは国内営業を担当し、既存顧客のフォロー業務を通じて、営業の土台となる経験を積みました。新製品の立ち上げの時に主要原料の供給がストップするというトラブルが起きた際には、フロントの営業担当として率先して情報を収集して回り、各ユーザーや工業団体に対して代替品の説明会を行うなど、新製品を展開するべく最大限の努力を尽くしました。その結果、上司とともに新製品を立ち上げられたことは貴重な成功経験となり、自信にもつながりました。国内から海外に仕事の舞台が変わりましたが、顧客ニーズやトラブルなどの様々な課題に対して、関係者を巻き込みながら、誠心誠意粘り強く取り組むという営業としての基本姿勢は今でも変わっていません。
豊富な実績とアセットを生かした
提案ができるのは、
artienceだからです
長くお付き合いのあるお客様や国内トップクラスのシェア製品が多い当社は、トラブルや環境への対応において一歩抜きん出た対応を求められていると、営業の立場から感じています。海外においても、グループ各社の製品や技術を活用し、顧客にトータルソリューションの提案ができることは当社の優位性であると実感しています。
私の場合は、「ゼロから何かしらのものを形に残したい」という目標を入社当初から持っているので、仕事のモチベーションが落ちることはあまりありません。特に今携わっている海外営業では、「まずはとにかく実績を作る」という目標がハッキリしているため、高いモチベーションで働くことができています。
「自分が立ち上げた」と
自信を持って言える製品を
世に出したいです
今、携わっている樹脂製品を事業として形に残すことが目標です。前の部門で、あるヒット製品の立ち上げのサポートに関わった経験はありますが、私がメインだったわけではありません。当社ではよく「この製品は誰々が立ち上げたもの」という会話がなされます。私も営業として、「自分がこの製品を立ち上げた」と自信を持って言えるような仕事を成し遂げたいです。
そして形に残せるものが達成できたら、将来的には違う職種にも挑戦してみたいです。まだまだぼんやりしていますが、会社の戦略を考えるようなポジションにも興味を持っています。
上司から得た成長体験を、
今後は後輩にも経験してもらえるよう
サポートしたい
私は新型コロナウイルスの感染が拡大する前年の入社です。後輩社員たちはコロナ禍で入社し、リアルでお客様に接する機会が少ない時期を過ごしました。リモートワークやオンラインでの商談が増える中で、営業のアプローチもそれまでとはガラリと変わりました。
若手の頃にコロナ前後の両方の時代を経験した身として、それぞれの良さや今まで学んできたことを後輩たちにも伝えていきたいと考えています。また、私自身においてはヒット製品を上司と立ち上げた経験が大きな成長につながったと感じているので、今度は私が後輩に成長の機会を提供したいです。
スキルチャート:現在
知識や営業力の成長は実感しつつも、まだ成長途中
明確になってきた目標に、もっと近づきたい
知識はずいぶん身につきましたが、樹脂製品は最終用途が多岐にわたるため、可能性は無限大です。営業を通じて人間力も養われたと思いますが、海外との英語のコミュニケーションはまだ課題があると認識しています。経験とともに目標が明確になってきたことで、高い向上心を持ち仕事に取り組めています。